7月23日からトーキョーエイリアンブラザーズというドラマが始まるということで、予習として原作の漫画を読んでいます。
今回は2巻後半のネタバレと感想をご紹介していきます。
2巻前半では、夏太郎が駄菓子屋でバイトを始めたりして地球にどんどん馴染み始めました。
夏太郎は、地球の文化になんでも疑問を持つ性格ですが、見方を変えればすごく真面目とも言えます。
駄菓子屋に来る子どもたちや冬ノ介のサークル仲間からも、どんどん好感を持たれていくので、夏太郎の成長物語を見ている感じですね。
それでは2巻後半のネタバレと感想をご紹介していきます。
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トーキョーエイリアンブラザーズ2巻のネタバレ(後半)
第10話 この感情なんだ
故郷の星から、早く夏太郎に彼女を作らせろということを言われる冬ノ介。
どうしたもんかと冬ノ介が考えていると、夏太郎がいつものトラ柄の服を着て帰宅。
「こんな大阪のおばちゃんみたいなダサい服を着ているようでは、彼女など作れるはずもない。」
そう思った、冬ノ介は夏太郎を連れて服に買いに行くことにします。自分はパジャマ姿で。
パジャマ姿の冬ノ介と虎柄の服を着た夏太郎が、デパートの服屋に入っていきます。
しかも結局、冬ノ介が勧めた服を夏太郎が裏返しに着てしまったり、服を買うお金が足りなかったりで、デパートのお店で服を買うのは失敗に終わってしまいました。
冬ノ介はどうしたものかと考えていると、りつ子がアルバイトしている店に服を買いに行くことを思いつきます。
冬ノ介と夏太郎がりつ子のお店に行くと、りつ子はちょっとびっくりしましたが進んで夏太郎の服をチョイスしてくれました。
その様子を見て冬ノ介は、地球に来たときに自分もりつ子に服を選んでもらったことを思い出しました。
徐々に嫉妬の心が芽生えてしまう冬ノ介。
夏太郎に服を選んであげているりつ子の気持ちを知ろうとして、いきなりりつ子の顔を触ろうとします。
しかしりつ子はそれを拒絶し、ショックを受けた冬ノ介は店を出ていってしまいました。
そして夏太郎は冬ノ介を追いかけ、問いただします。
「どーした冬ノ介!」
「兄ちゃんこそどうしたの、最近。溺れた子供助けたり、人間に抱きついて慰めたりしちゃって。」
そして冬ノ介は、夏太郎の使命が地球で彼女を作ることと、そしてりつ子が夏太郎のことを好きであることを、夏太郎に告げるのでした。
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11話 正しいカノジョの作り方
夏太郎が冬ノ介と服を買いに行った日は、冬ノ介が家に帰ってきませんでした。
そして家で、冬ノ介が告げた指令についてひとり考える夏太郎。
「…マジで?俺に母星の命運がかかっているのか?」
「犬は俺のことが好きだが、大好きってどんな感情なんだ…」
とりあえず考えても埒が明かないので、駄菓子屋へ仕事に向かう夏太郎。
そして子供たちに宣言します。「オレは、カノジョを作る。」
子どもたちが沸き立つ仲、りつ子が駄菓子屋を訪れてきました。昨日、夏太郎がお店に服を忘れてしまったから届けに来たとのこと。
そして夏太郎はりつ子に「りっちゃん!こんどオレとデートに行かないか?」と勇気を出して誘います。
りつ子は顔が真っ赤になりつつ「は、はい!」と返答し、夏太郎はりつ子とデートすることになったのでした。
一方、冬ノ介はセフレのハクルちゃんと一緒に寝ていました。
ハクルちゃんの頭の中には、食べ物のことしかありません。
しかし、そんなノーテンキなハクルだからこそ、冬ノ介は一緒にいて落ち着くのです。
そして冬ノ介はハクルに、昨日の夏太郎とりつ子との出来事について話します。
「好きってよくわからない。その子が兄ちゃんのことを好きになった時、今までにない感情が芽生えたっていうか。」
「それはお兄さんに嫉妬しているんだよー。冬ちゃんがお兄さんに負けて悔しかったってことー。嫉妬してみんな大人にになるんだよ。」
ハクルが言っていることを受け入れられない冬ノ介は、やっぱり機嫌が悪くなってしまい帰っていくのでした。
一方、夏太郎とりつ子はデートで、水族館や居酒屋にデートに行きます。
夏太郎はいつものように、居酒屋でみんながワイワイしていることを疑問に思い、「ここの人たちはなぜ、こんなしゃべるのに必死なんだ」と、口に出してしまいます。
それに対し、りつ子は「夏太郎さんは冬ノ介とほんと真逆ですね。彼は優しくて完璧だけど何か大切なものがぽっかり空いています。でも夏太郎さんはその大切なものを持っています。」と答えました。
そして居酒屋を出ると、りつ子は「もう一軒行きませんか?」と夏太郎に聞くのでした。
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12話 恋が終わる夜
夏太郎とりつ子がデートしているのをビルの屋上から眺める冬ノ介は「僕は嫉妬なんかしてない。僕は人間じゃない。」と自分に言い聞かせます。
しかし冬ノ介は、イケメンやお金持ちに変身して、夏太郎とデートしているりつ子をナンパしようとします。どう見ても嫉妬しまくりです。
だけどどうやっても失敗。苛立った冬ノ介は巨大な猫になって、夏太郎とりつ子に襲いかかります。夏太郎は、猫が冬ノ介あることに気づきましたが。
二人は猫(冬ノ介)から走って逃げます。
そうしていると流れでラブホテルに入ってしまいました。
夏太郎に覆いかぶさるりつ子。しかし夏太郎には人間の性行為が理解できず襲撃されると勘違いしてしまいます。
そして動揺していたら顔が変形してしまいました。しかもそれをりつ子に見られてしまいます。
りつ子は「こいつ人間じゃない。誰か助けて。」といって叫びだします。
夏太郎は悲しみながらも、りつ子の自分に関する記憶を消すのでした。
家に帰宅して冬ノ介に抱きつく夏太郎。「やっぱりおれは駄目なんだ~。」
冬ノ介は逆にちょっと機嫌が治って「どんまい、兄ちゃん」と優しく声をかけるのでした。
最後に夏太郎はつぶやきます。「好きとかよくわかんないけど、忘れられるって悲しいな。」
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トーキョーエイリアンブラザーズ2巻の感想(後半)
夏太郎が、りつ子をデートに誘ったりして頑張るのに、結局は人外であることがバレて破局してしまうのは悲しいですね。
しかし今回は不慮の事故でしたし、夏太郎は確実に成長しています。
今回は失敗してしまいましたが人間の彼女ができるのはそう遠くない気がしますね。
一方、冬ノ介は嫉妬という感情を通して初めて人間らしい感情を見せましたね。
彼にもこれから大きな変化が現れていきそうです。ポジティブなものかネガティブなのものかはわかりませんが。
続きが気になりますが、次の3巻が最終巻なんですよね。
結構面白い漫画なので、もうちょっと長い漫画だったらいいのになと思いました。
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