2018年7月から放送されるトーキョーエイリアンブラザーズというドラマが面白そうなので、電子書籍で読んで予習しています。
1巻では、地球で暮らしているエイリアン・冬ノ介のもとに夏太郎がやってきて、地球の文化を全く知らない夏太郎に冬ノ介がいろいろ教えて上げる展開でした。
そして1巻の最後では、夏太郎が地球に送られてきた理由が「夏太郎には地球で仕事をして、彼女を作ってもらう。どんくさい夏太郎にでもそれができるなら、エイリアン全員で地球に移住する。」といったものであることが判明しました。
話の主軸が、夏太郎の成長物語になってきたという感じですね。
そんな冬ノ介と夏太郎ですが、2巻ではどうなっていくのでしょうか?
2巻前半のネタバレと感想をご紹介していきます!
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トーキョーエイリアンブラザーズ2巻のネタバレ(前半)
7話 2つのミッション・インポッシブル
都会でのティッシュ配りを終えた冬ノ介と、まだどんくさくやっている夏太郎。
しかし、夏太郎は冬ノ介が食べ残していった梅昆布を食べて暴走状態に陥ってしまいます。
実はエイリアンにとって梅昆布は暴走状態にさせる成分が含まれているようなのです。
夏太郎は都会で大暴れしてしまい、トラックを横転させる事件を起こしてしまいました。
その事件の報道を見た冬ノ介は「コレ絶対に犯人兄ちゃんじゃん。」とうつむきます。
しかし、なんかスッキリした表情で夏太郎が帰ってきます。
冬ノ介は、夏太郎に話を聞くと「事件のあとに立ち寄った駄菓子屋が気に入って、店のおばちゃんに働きたいといったらOKをもらえた。」とのこと。
待遇は、週4日14:00~18:00勤務で時給1,020円となかなかの高待遇です。
夏太郎は、駄菓子屋でのバイトを始めるとすぐに近所の小学生達の人気者になりました。あだ名は、トラ兄(いつもトラ柄のシャツを着てるから)。
しかし、そんな夏太郎を訝しむ女の子が一人いました。名前は、岸井幸。
幸は、大の男が駄菓子屋でバイトしてることや、なんか雰囲気がおかしい、と感じているようです。
仕舞いには、「アイツ宇宙人で地球を乗っ取ろうとしているんだよ!」と言う始末。いやそのとおりなんですけどね。
そんなある日、駄菓子屋のおばちゃんがこぼしたむぎ茶が、夏太郎にかかってしまいました。
体が溶け始め、スライム状になり始めたので路地裏に逃げる夏太郎。
幸は、そんな夏太郎を目撃してしまうのです…
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第8話 兄弟尾行大作戦
夏太郎がスライムになっていることを目撃してしまった幸。
それを友人たちに教えますが、みんな中々信じてくれません。
しかし夏太郎が宇宙人であることを確信している幸は、みんなを説得して夏太郎を尾行して決定的写真をカメラに撮ろうとします。
小学生たちに尾行される夏太郎。
そして夏太郎は、猫よけのペットボトルの水を拾ってガブガブ飲み始めます。
小学生たちはドン引きしますが、夏太郎に冬ノ介が合流します。
冬ノ介のイケメンっぷりに小学生たちはびっくりしますが、引き続き尾行します。
しかしその結果、とうとう冬ノ介に尾行がバレてしまいました。
そして小学生たちは冬ノ介に誘われて、夏太郎も一緒に、紙飛行機を飛ばして遊ぶのでした。
決定的瞬間の写真を取れず幸はしょぼくれてしまいますが、幼馴染のタカシが慰めます。
そしてタカシはつい「トラ兄のこと好きなのか?」と幸にたずねてしまいます。タカシは幸のことが好きなようですね。
幸は笑いながら「ばっかじゃないの。」と返し、タカシは安心して幸となんだかいい雰囲気になります。
しかし、タカシが河原に落ちた飛行機のおもちゃを拾おうとして溺れてしまいました。
どんどん流されていくタカシを助けたのは夏太郎でした。
正体がバレてしまうことも顧みず、スライム状態になって勇敢にタカシを助け出したのです。
夏太郎の正体はバレてしまいましたが、もう幸はそのことを追求しません。
自分の大切な友達の命の危険を助け出してくれたのですから。
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第9話 恋のタコパナイト
冬ノ介のサークル仲間の岡部は、同じサークルに所属しているりつ子に恋をしていました。
「この夏にかならずりつ子をゲットする」、岡部はそう決心して散髪にいきました。
パーマをかけてもらうはずが頭ボンバー状態にされてしまいましたが…
気を取り直して岡部は、冬ノ介宅で行われるたこ焼きパーティーに参加します。
もちろんりつ子も参加しているのですが、りつ子に髪型を「たこ焼きみたいで面白い。」と評されて嬉しくなってしまう岡部。
岡部は冬ノ介に頼んで、うまくりつ子と二人っきりにしてもらいます。冬ノ介は、りつ子が自分のことを好きなのがわかっているので複雑な心境でしたが。
冬ノ介宅の外で、りつ子と二人っきりになっていい感じになった岡部は「このままラブホに行っちゃう?」と聞きますが玉砕。
気まずい感じで二人は、冬ノ介宅に戻ってきます。
岡部は酒も進んで「モテる冬ノ介は良いよなあああ!!!」と愚痴り始めました。
りつ子もりつ子で、二人っきりの状況をセッティングしたのが冬ノ介だと知り、冬ノ介に脈なしだとわかり落ち込みます。
そんな時、夏太郎が岡部を力強く抱きしめ、「俺はわかるぞ、お前の気持ち。」と言いいながら慰めます。「俺も冬ノ介と比較されてダメダメ言われてきたんだ。」
そんな熱い夏太郎を見て、りつ子は思いが冬ノ介から夏太郎に動くのでした。
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トーキョーエイリアンブラザーズ2巻の感想(前半)
夏太郎の愚直なカッコよさ、優しさがどんどん出てきて読んでいて心があたたかくなりました。
特に溺れたタカシを助けるシーンは心情描写がシンプルでありつつ、跳躍するスライムがかっこよくてめっちゃ好きなシーンです。
一方、冬ノ介は正体がバラしたくないし小学生の命なんてどうでもいいと思っているから、溺れたタカシを助けなかったんでしょうね。だんだん冬ノ介の冷酷さが明らかになってきました。
しかしりつ子は節操なさすぎでしょう。まあ夏太郎がカッコいいのはわかりますが、ちょっと前までクールな冬ノ介にメロメロだったじゃん…
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