透明なゆりかご(漫画)1巻のあらすじとネタバレ!感想もあり

透明なゆりかご(漫画)1巻前半のネタバレと感想

透明なゆりかごというドラマが今年2018年7月20日から放送されますね。

このドラマは、看護学校の高校3年生のx華(読み方は「ばっか」)さんが母親の勧めで産婦人科医院の
見習い看護師として働いた時の体験に関するお話です。

このドラマには原作の漫画があって、原作者は沖田x華さんといいます。実はこの漫画はフィクションではなく作者の沖田さん自身の体験談なんですよね。

なので、話の内容はリアリティがあって、時には目を覆いたくなるような残酷な結末になることもあります。

ドラマは見るつもりなのですが、せっかくだから原作も読んでみようと思ったので、電子書籍で買って読んでみました。

今回は1巻(前半)のネタバレと感想です。

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透明なゆりかご1巻(前半)のネタバレとあらすじ

1話 「命のかけら」

物語の主人公のx華(ばっか)はお母さんのすすめで、高校3年の夏休みに産婦人科医院でバイトをすることになります。

x華は高校では准看護科に所属していたので、バイトに応募してすぐ採用されたのでした。

ですが見習いなので医療行為には携われず、簡単な雑用のみがお仕事の内容でした。

しかしある日、他の看護師さんの手が埋まっていて、x華はアウス(人工妊娠中絶)の手伝いに呼ばれます。

手術中はライトの調整といった簡単な手伝いでしたが、手術が終わった後に中絶した胎児の後処理を任されます。

もうすでに人の形をしていない胎児だった肉塊。x華はつらい思いがこみ上げてきますが、淡々と作業していきます。

「おめでとう」といってもらえない命がたくさんあることにx華は悲しみます。

そして次の日には中絶手術と同じ部屋で新しい命が生まれました。

x華は前日の中絶手術の時に押さえていたはずの気持ちがこみ上げて泣いてしまいます。

産婦人科とは、消える命と新しい命が入り交じる場所なのです。

2話 「野良妊婦」

x華がある日出勤すると、分娩が長引いている妊婦さんがいました。

中々赤ちゃんが生まれなくて焦った妊婦・田中さんは看護師たちにカイザー(帝王切開)にしてほしいと言います。

看護師さんたちは自分本位な様子の田中さんにとまどいを感じます。

実は田中さんは野良妊婦、つまり今回の出産の際にいきなりやってきた妊婦さんだったのです。

なんとか出産はうまくいくのですが、生まれてきた赤ちゃんはDM児(新生児糖尿病)でしった。

お母さんが規則正しい健やかな生活を送ってないために、このような病気で生まれてきてしまったのでしょう。

DM児の赤ちゃんは生まれた翌日には体調が安定しましたが、出産した田中さんは赤ちゃんの父親ともめています。

x華はその様子を見て不安になりますが、田中さんはしばらくして赤ちゃんと一緒に退院していきます。

しかしその後、x華に、DM児の赤ちゃんが亡くなったという知らせが病院の看護師から入ってきます。

x華は赤ちゃんがお母さんの愛情を少しでも感じて、なくなっていったことを祈るのでした。

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3話 「保育器の子」

ある日病院の出入り口に、赤ちゃんが紙袋に入れられて置かれていました。

赤ちゃんはすぐに保育器に入れられたため、なんとか助かります。

x華はその赤ちゃんを可愛がり、赤ちゃんがとても静かな子だったので”静ちゃん”と呼ぶことにしました。

それと同時に、x華は静ちゃんを生んだ母親に対して怒りを感じます。

私ならどんなことがあってもちゃんと育てる

x華はそう思いながら静ちゃんをかわいがっていましたが、しばらくたってから静ちゃんの生みの親とその家族がやってきました。

なんと静ちゃんの母親は女子高生でした。

その女子高生は、貧血で近所の病院にいったら産後特有の貧血であることがバレて両親に問い詰められたとのことでした。

女子高生は「そんなの見せないでよ」と暴言を吐き、x華を怒りそうになりますがその前に女子高生の父親が「いい加減にしろ」と女子高生をしかります。

それでも女子高生は不平不満を当たり散らしていました。

女子高生の両親がx華たちに謝罪し、静ちゃんを育てることを申し出ます。

それでその場は丸く収まりましたが、どうしても納得がいかないx華は高校生の家に行って話をしようと考えます。

そして女子高生の家に向かう途中、x華の務める病院と女子高生の家がかなり遠いところにあることに気づきました。

その間に赤ちゃんを見捨てても全然バレなさそうな場所はたくさんありました。

女子高生は赤ちゃんを育てる気はなかったものの、赤ちゃんが死んでもいいとは思わなかったので、病院までつれてきたのでしょう。

そしてx華は、女子高生がわずかではありますが母親としての愛情を持っていたことを感じるのでした。

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透明のゆりかご1巻(前半)の感想

この漫画を読み始めてまず自分の子供が生まれたときのことを思い出しました。

自分の子供が生まれてきたときは、子供と妻に「生まれてきてくれてありがとう。生んでくれてありがとう。」という言葉が心の底から出てきましたね。

本当に出産の場面て感動的ですし、お母さんや赤ちゃんに感謝の心で胸が一杯になりますよね。

しかしこの漫画では、いろいろなお母さんと赤ちゃんが出てきますが、赤ちゃんの境遇に涙が出る話ばかりです。

正直信じたくない話のほうが多いです。

しかし私の妻の出産の時の記憶をたどってみると、病院で出産しているそれぞれの家庭の事情といったものは感じることはありました。

今回2話で出てきた野良妊婦や3話で出てきた女子高生ももしかしたらいたのかもしれません。

x華はこういった悲しいお話に日々遭遇し、しかしそれでも母親の愛や赤ちゃんの幸福を願います。

そういったx華の思いを読むことで、私はこういった悲しいお話からも出産・誕生の尊さを感じることができました。

出産・子育てに関わるお父さん・お母さんは必ず読んでみてほしい作品です。